先日、STEMの部屋で感心したことがありました。
Aくん「園長先生、出来たから見て~」
と、声を掛けられました。
STEMの部屋のピタゴラゾーンへ行くと
幾つかのレールが完成していました。
ビー玉を転がし、いざスタート!
しかし、上手く転がりません。
私は「おしかったね。今度、上手くできたら、また、教えて」
と、声を掛け部屋をでました。
しばらくして・・・
「園長先生、出来たよ~」
また、Aくんから声を掛けられました。
STEMの部屋へ行くと、様々な工夫がありました。
工夫1
写真ではわかりづらいのですが、半円の筒を2つ使い
筒の上にもう一つの筒をかぶせ、まっすぐ転がる工夫。
工夫2
転がる力を分散するように、わざと空間を作っていました。
(動画の2本目のレール)
私にはないこの発想。
驚きました。
大人から見ると、ただ遊んでいるだけですが
子ども達はどんな工夫をすると、上手くいくのか
失敗を経験するこことで、このような発想が生まれたのでしょう。
このような発想は大人が教えると生まれないことです。
「自ら考え行動する」子ども達の発想には脱帽です。
toyoda izumi