気付く、寄り添う

最近、345男子を中心に一大ブームとなっているサッカーあそび。ワールドカップの熱をそのままに現在も寒い中、元気にボールを追いかけ走り回っています。

サッカーを始めた頃は、何よりも“勝ちたい!”の気持ちが強く、ゆりぐみvsうめ・ももぐみ、のようなチーム分けで遊んでいることがよく見られました。しかし最近は各クラス混合で遊んでいることが増え、競り合う楽しさに気付き、チーム分けを変えているようです!

いつも一生懸命なお友だち達。点を取られたら泣き、ゲームに負けると泣き…その瞬間に全力だからこそ、悔しかったり悲しくて思わず涙がでるようです。

でもそれも大事な経験。悔しいからこそ上手くなりたい!という思いから練習する意欲に繋がったりするのだと思います。このサッカーだけでなく、何事にもそんな風に挑戦していってほしいな…と外の寒さに耐え忍びながら感じました(笑)

 

さて、先日もサッカーを楽しんでいたお友だち。一通り試合の形でやった後、フリーキックのような一対一のゲームに代わっていきました。そんな中、自分もボールを蹴りたい!でもなかなか貸してもらえない…と泣いているお友だち。それに気が付いて、みんなの所に連れてきてくれた子がいました。

「次〇〇の番ね!」と大きな声で周りに伝えて順番を回してくれ、周りのお友だちもすんなり譲ってくれていました。

ボールを渡し、蹴る場所を教え、周りには「いくよー!」と声を掛けてくれ…

ただ連れてくるだけでなく、最後まで寄り添い、手を貸す姿に驚きました。

楽しそうに蹴るお友だちを後ろや横から見守る彼ら…なんだか監督のようで頼りになる後姿です(笑)

 

周りを見る力、相手の気持ちに気付き、寄り添う力。このような力は人とかかわることでしか育たないと思います。毎日の集団生活で身に付いていったんだなと、成長を感じる時間となりました。

このメンバーで過ごすのもあと少し。三学期もたくさん経験して思い出いっぱい作ってほしいと思います。

 

MT

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