年末
気になる記事を読みました
ジャーナリストの猪熊弘子氏の記事です。
「不適切な保育」を防ぐには・・・
「不適切な保育」が起こる背景として、2つの問題が挙げられていました。
まずは「組織の在り方」
職員同士の仲がよいことはとても良いことですが、そこにはプロとしての意識が必要です。万が一、不適切な保育があれば、是正していかなればなりません。
厳しい指摘ですが、当然の指摘だと考えます。
二つ目として、「保育者の「学び」の問題」がありました。
2018年度から、日本の保育は新しい「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育保育要領」に基づいた保育が行われています。そこには「子ども主体の保育」を行うことが示されています。子ども達に「やらせる保育」から、国が示した「子ども主体の保育」に転換するため、多くの園で保育の見直しが進んでいます。
~略~
しかし、実際にはそういった学びの機会がなく、旧態依然とした古い保育、たとえば保育者が指示をして思う通りに子どもに「やらせる保育」が良いと思っている保育者、園も少なくありません。
~略~
未だに「おしいれのぼうけん」時代の保育を引きずり、「子ども主体の保育」に関する学びの機会が十分に与えられていない保育者が大勢いるからなのではないかと思うのです。
この記事には他にも様々な指摘がありました。
「子どもの権利条約」
「子どもをまとめる」ことの危うさ
一糸乱れる動きで保護者を感動させる運動会や発会表の在り方
保育の考え方を変える勇気
保育方法を変える勇気
記事を読み、変わる勇気は必要だと再確認したと同時に
「子ども主体」ということの重要性を確信しました。
toyoda izumi