先日、令和8年度の運動会が無事に終了しました。
当園の運動会では、いわゆる「障害物競走」ではなく、「個人競技」を行っています。
目的は、誰が速いか、誰が上手にできるかを競うことではありません。
一人ひとりの子どもが、これまでの遊びや生活の中で、どのように運動発達を遂げてきたのか。
その成長を見ていただきたいと考えています。
そのため、スタートの合図も「よーいドン!」ではなく、自分のペースで取り組めるように「いってらっしゃーい!」としています
近年は、パルクールの要素も取り入れながら、個人競技も少しずつ変化しています。
開会式では、「跳び箱の高さを跳ぶための練習は一切していません」とお話ししました。
もちろん、運動会で披露するための適度な練習は必要です。
しかし、幼児期の子どもたちにとって、それ以上に大切なのが「遊ぶ時間」です。

遊びの中で、走る、跳ぶ、登る、くぐる、バランスをとるなど、さまざまな動きを経験することが、子どもたちの運動発達につながっていきます。
今回、新しく導入したヴォルトボックスでも、手の力、腕の力、からだ全体を使って素早く乗り越えるなど、一人ひとりの体の使い方の違いや成長を見ることができました。
年齢や性別で一律に見るのではなく、その子自身の「育ち」に目を向ける。
そして何より、「運動って楽しい!」と感じること。
それが、当園の運動会で一番大切にしていることです。
これからも、子どもたちが遊びを通して体を動かす楽しさを感じ、自分らしく成長していける保育を大切にしていきたいと思います。
保護者の皆さま、温かい応援をありがとうございました。
toyoda izumi
