先日、345のお部屋では製作ゾーンの粘土遊びが開いていました。

「せんせい、○○○作って!」と私に言ってきたもも組の男の子。

「えーっ!せんせい作れないなぁ。誰か作れる人にお願いしてみて」とわざと言ってみました。

「せんせい、作って!」とまた言ってきたので

「あ、あそこのお兄ちゃんたちに言ってみたら?」というと,

それが聞こえたのか、「作ってあげようか?」とそこにいたゆりぐみさんたちの声。

男の子はすぐにお兄ちゃんたちの所に行き、

ゆりぐみのお兄ちゃんはその男の子に希望のものを作ってくれました。

「作ってもらった!」と男の子はとてもうれしそう!

さらに「作り方教えてもらったら?」というと

作り方も教えてくれ、男の子はまたうれしそうに再度粘土に挑戦していました。

 

わたしが作ってあげてもよかったのですが、

子ども同士で関わることで

ゆりぐみさんは遊びを教える、伝える、

ももぐみさんは遊びを学び、さらに遊びに対して意欲を持つ、ことができました。

 

異年齢で一緒に過ごしているからこそ、

日常の遊びの中で沢山かかわりを持ち、いろんな力が身ついているなぁと

改めて異年齢保育の良さを感じた出来事でした。

 

№13

 

 

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