先日、関東の大学で准教授をしている友人から連絡がありました。
「個別最適化された学び、園でやっている特に算数的な活動、遊びの中で何かないかな~」
と、現場の声を聞きたいとのことでした。
文部科学省が掲げている、新学習指導要領にある「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実に関わることなのでしょう。
ということで、職員に協力を得て、当園が日々の保育環境の中で取り組んでいる「算数的な活動」をまとめてみました。
A4用紙8枚分程になったので、その中から少し紹介しますね♪
【数える】
子どもたちが毎日使う「階段」。
1段上がるたびに数字が増えていく。1段降りるたびに数字が減っていく。
【数のまとまり】
1F多目的ホールに掲示している「満年齢のお誕生日表」
5歳になったら、隣の5のグループに自分で写真を動かす。5、10のかたまりを意識した表にしている。
【仲間分け】
無意識に、遊びの中で、子ども自身が仲間分けができる環境を用意。形、色、大きさ、長さによって分けて収納。
※345歳児保育室~積み木を片付ける箱~
※2歳児保育室
【時計】
保育室には必ず、アナログ時計とデジタル時計を設置。
お集まりの時間、食事のおかわりの時間など、子どもたちに始まりの時間や終わりの時間を知らせたいとき、
「長い針が○のところから(まで)ね~」という声かけ。
お片付けの時間!気づいた子どもが、りんを鳴らす。
【お当番表】
年長児の特別な活動。この時期の子どもたちは、掃除も遊びの一つ、とても楽しんで取り組む。ぞう、くま、ことりの各色に分かれたチームの子どもたちが、互いを誘い合いそれぞれ時間になったら動き出す。
トレーふき、テーブルクロス担当は、下の表で数を確認し、それぞれ各テーブルにセットする。
その他、STEMの部屋にも数多くの算数的環境があります。
子どもたちは日々、園生活の中で遊びの中で多くの学びを得ています☆☆☆
HIKARI TOYODA