11月下旬より
園庭に新しい環境を作っています。
今回のテーマの1つに「体幹」があります
といっても、トレーニングなどで体幹を鍛えるのではなく
遊びのなかで自然に身に着けてもらいたいという思いがあります。
このような「ねらい」もあり、今回の環境のなかには大小の石があります。
乗ったり、降りたり、渡ったりしながら遊びの中でバランス感覚を感じることも目的の1つです。
この石は、庭師さんがイメージをもとに
たくさんの石の中から選び抜かれたそうです。
ここで、危惧することを聞いてみました。
私 :「子ども達が石の上に乗っても動かないのですか?」
庭師:「動きません」
私 :「ボンドとかでくっつけているのですか?」
庭師:「つかってません」
私 :「・・・」
庭師:「私たちは線ではなく点で組んでいます」
「線で組むとずれる恐れがありますが、点で組んでいるのでずれません」
説得力がある職人さんの力強い言葉です。
これは「突き極め」といわれる手法で
ボンドやコンクリートに頼らない、伝統の手法を用いているということでした。
完成後に全貌をお見せしたいと思いますので
おたのしみに・・・
izumi toyoda