あっという間に3月も後半。
ついこの前まで寒かったのに、少しずつ春のやわらかい日差しを感じるようになりました。
子どもたちと過ごす毎日の中でも、「もうこんな時期か」と季節の移り変わりの早さに驚かされます。
今日は、そんな春らしい光にまつわる、01歳児クラスのお話ししたいと思います。
ある日、お部屋の床にふと目をやると、窓から差し込む日差しが広がっていました。
その光に最初に気付いたのは、ちっちさんのRくん。
床を見つめ、「これは何だろう?」とでも言うように、そっと指を伸ばします。
そして、光の上をなぞるように指を動かしながら、不思議そうな表情を浮かべていました。
触れそうで触れられない光に、何度も指を伸ばす姿がとても印象的でした。

次にちっちさんのK君同じ光に気付きます。
今度はどんな遊び方をするのかな、と見守っていると、その子はなんと光を“線”のように見立て、その手前から「えいっ!」とジャンプ。
光をまたぐようにして、何度も何度も楽しそうに跳び越えて遊び始めました。

同じ“光”というひとつの環境でも、子どもたち一人ひとりで感じ方や遊び方がこんなにも違うのだと、改めて気付かされました。
指でなぞって確かめる子、身体を使ってダイナミックに楽しむ子。
それぞれが自分なりに考え、試し、遊びへとつなげていく姿に、見ているこちらまでワクワクした気持ちになります。
こうした日常の中の何気ない出来事こそ、子どもたちの「なぜ?」「やってみたい!」が詰まった大切な学びの瞬間なのだと感じました。
まさに、自ら環境に関わりながら学んでいく姿は、STEMの芽そのものだと思います。
これからも子どもたちの小さな発見や気付きに寄り添いながら、その一瞬一瞬を大切に見守っていきたいと思います。
M.T
