実習生から学ぶこと☆☆☆

当園では、年間を通して可能な限り、保育の道を目指す学生の実習を受け入れています。

実習生を受け入れるということは、実習記録のチェックや助言、部分実習のサポートなど…

保育の合間に職員が行うため、現場にとって負担は増えるのですが、それ以上にいい学びの機会となっています。

学生から色んな質問を投げかけられるたびに、自然と自分たちの保育を省みたり俯瞰してみるし、

説明するためには自分たちが保育教育を理解しておかないといけない…子どもと一緒でアウトプットすることが何よりも自分たちの力になっています。

毎回実習最終日あたりに実習生を囲んで、現場の教諭と一緒に反省会を行います。

そこで必ず学生に感想を聞くのですが、たいてい異年齢の環境を新しく感じる学生が多くその関わりに感動したという感想を頂きます。

特に、0歳児から5歳児まですべてのクラスで実習した学生は、子どもたちの発達していく様に触れ、子どもたちがこんなにも

自分たちで考えて動くことができるんだということに気づきます。

今回来てくれた学生はさらにこんなことを言っていました。

「異年齢の環境の良さも知れたけど、何よりも子ども同士の関わりの中で、声のかけ方が前向き!」

この感想は意外で大変嬉しいものでした♪

またこの反省会の中で職員はこう話していました。

「興味関心のきっかけは私たち保育者が与えるけど、目標は自分たちでその遊びをモノにして、お互い役割分担しながら遊びに夢中になってもらうこと…」

改めてこの子ども主体の保育(見守る保育 藤森メソッド)の良さを振り返られる、いい学びの時間でした☆☆☆

 

HIKARI TOYODA