ある朝の時間、思わず一枚ぱしゃりと写真をとってしまいたくなる光景がありました。
朝、8時前の0歳児のお部屋の中に、小さな輪ができていました。年少さん、年中さん、年長さんたちが自然と0歳児のT君の周りに集まっていたのです。
一人の子がのぞき込むと、また一人、また一人と、引き寄せられるように輪が広がっていきました。
ゆっくりしゃがんで、T君の目線に合わせ、体勢まで同じに(笑)優しく声を掛けたり、そっと触れてみたり…♡
玩具を探して持ってきてくれるY君、頭をやさしくなでるR君、T君の様子を優しく見守るRちゃん。
言葉のやり取りは少なくても、そこには「気持ちのやりとり」がしっかりと見られました。
大人が教えなくても、子ども達は自然と「やさしさ」や「思いやり」を身につけていくんだなと改めて感じさせられる瞬間でした。
こうした異年齢児の関りの中で年上の子は「頼られる嬉しさ」や「見守る力」、年下の子は「安心感」や「真似をする楽しさ」を少しずつ育んでいくのだと思います。
園という小さな社会の中で、子ども達は日々、学び合いながら、育ち、支え合っているように思います。
これからも、子ども達の中で自然に生まれるこうした温かい関わりを、見守り、大切にしていきたいと思います☆彡
anko