パラリンピックメダリストの富田宇宙選手の講演があると聞き
急遽、参加してきました。
富田選手は高校2年生の時に進行性の難病「網膜色素変性症」となり
障がいを抱えながらもダンスや演劇にも挑戦する方で
話を聞きながらその意欲に感心しました。
講演の中で印象的だった言葉
「1人ひとりの「らしさ」を認め合いたい」
障がい者だから何も出来ないなど
色眼鏡で人を見るのではなく、その人が持っているものを
キチンとみてあげることの重要性
なんだか当園の保育の考え方に近い気がしました。
もう一つの言葉
「「やらせる」だけでは育たない」
この考えもまた深く共感しました。
未来を生きる子ども達に大切なこととして以下の4つを上げられました
・柔軟な発想力
・屈しない反発力
・状況を把握する思考力
・主体的な行動力
現在はトレーニングの為に主にスペインで生活し様々な国の人と接することで
より多様性の考えが深まったそうです。
あっという間の80分の講演でした。
考え方も前向きな方で冗談交じりに
みなさんは目が見えるので、パラリンピックには出場できません。
私は目が見えないので幸運なことにパラリンピックに参加できます。
と、語られていたことが心に残りました。
toyoda izumi