こどものちから

あっという間に5月も終わろうとしています。

新学期が始まって早2ヶ月。

にこにこさんも自分で出来ることが増えてきて、自分でやろうとする姿がたくさん見られます。

そんななかでの出来事…

 

おやつを食べ終わり、「お帰りの準備しよう!」と声を掛けると、

みんなお帰りの準備の流れも覚えてきて、タオルとコップ入れの袋を持ってお支度棚へ!

そういえばRくんは1ヶ月ほど前、かばんのファスナーを開けることができなかったなぁと思いだし、

「Rくん、カバン開けれる?」と聞くと「できない!」とひとこと。

「じゃあ、どうする?だれかにお願いする?」と言うとすぐに「Tちゃん!」と答えが返ってきました。

目の前に私もいるのにスルーされた~!と思いながら、

「そっか!じゃあ、おねがいしてみたら?」と言うと…

すぐにTちゃんの所に行って

お願いしてやってもらっていました。

 

実は、1ヶ月ほど前にできなかったときは、近くにいたお友だちにお願いしていたRくん。

そのとき、最初にお願いしたおともだちにはやってもらえず、次にお願いしたTちゃんにやってもらっていたのです。

今は、Tちゃんがカバンを開けることが出来て、それをやってくれることがわかっているようで、

すぐにお願いしていることにビックリしました。

 

子どもたち同士の関わりの中で、

このお友だちは〇〇ができる、

このお友だちに頼めばやってもらえる、

このお友だちは手伝ってあげないと…

と、お互いをよく見て学んでいるんだなぁと思います。

また子ども同士でやってもらって学んだことはしっかり覚えています。

次はRくんが別のお友だちを手伝ってくれて、新たな関わりが出来るのが楽しみです。

 

№16

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