子どもは白紙のような状態で生まれてきて
白紙に様々色で絵を描くことが保育であり、保育者の役目である。
これは数十年前に
保育の例えとして言われていた言葉です。
しかし、脳科学の研究が進むにつれ
この定説が覆りました。
最近の研究では
赤ちゃんは様々な能力をもって生まれてくる。
体験や経験を通して、不必要なものを削っていく。
と、言われています。
この研究を知り、保育方法を変えないと行けないと思い
出会ったのが、現在の当園保育の考え方「藤森メソッド」です。
いわゆる「見守る保育」です。
子どもが困らないように
大人が手を貸す、貸しすぎることで
必要な力を削っている場合があるそうです。
親としては子どもの困った姿や顔をみるのは嫌なので
ついつい手をだしてしまいがちです。
藤森平司氏の著書「見守る保育」には下記のように書かれています。
子どもが欲していることを「やってあげる」ではなく、かといってただ「見ている」だけではなく、1人ひとりの子どもの発達過程をしっかりと「見て」しっかりと「守る」そして、発達に応じて適切な「援助をする」それがMIMAMORU「見守る保育」なのです。
toyoda izumi