やさしさはめぐる

子ども達の姿を見ていると、友だちとの関わりの中で心が大きく育っていることを感じる場面がありました。

お集まりや活動に参加することが難しく、不安な気持ちから涙が出てしまうことの多い一人の男の子。そんな時、周りのお友だちが”一緒に行くよ”と優しく手を引いたり、そっと誘ったりする姿が見られました。最初は戸惑う様子もありましたが、お友だちの温かい働きかけに背中を押され、少しずつ涙が止まり、その日は一緒にお当番のお仕事(スタッフルームに人数報告)へ向かうことができました。

そして翌日、ランチの時間。その男の子が、隣に座るお友だちの椅子を引いてあげたり、座った後に椅子を押して入れてあげようとする姿が見られました。

これまでの彼は、自分の気持ちを整えることに精一杯で、周りのお友だち目を向ける余裕はあまりありませんでした。

しかし、お友だちから優しさを受け取った経験が、今度は自分から誰かに優しさを届ける姿につながっていたことに、子ども達の育つ力や心の変化の大きさを改めて感じました。そして、やさしさの共有だけでなく、友だちと関わるという選択を自ら行えるようになった姿にもとても感動しました。

子ども同士だからこそ伝わる思いもあるのでしょうね!一つひとつの関わりを大切に見守りながら、これからも子ども達の成長を支えていきたいと思います☆

anko