俵万智 著【生きる言葉】
久しぶりの読書…面白くて一気に読んでしまいました。
俵万智さんってご存知ですか?
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
この短歌が一番有名ですね。日本を代表する歌人です。
この人が書いた本。【生きる言葉】
自分の生き方…生い立ちや子育て、自分の仕事のなかで感じてきたことや今感じていることを
本業である言葉を巧みに操り、世界が広がっていくような本。
私は趣味で毎月短歌を作っているのですが…
俵万智さんみたいな言葉のセンスがあれば歌集の一つや二つ出せるのにと思うばかりです(笑)
そんな本の中にこんな一節を見つけました!
彼女はもともと高校の国語の教員なんですが…
本の中で子どもの「何で勉強しないといけないの?」という問いに対して、真剣に考えを述べられています。
そしてその最後に…
大人が強制してくるからといって、勉強を嫌いにならないでほしい。日本の歴史を知れば、こんなふうに誰もが学校へ行ける時代なんて、わりとつい最近のことだとわかるだろう。世界に目を向ければ今だって勉強の機会を得られずに働かされている子どもは大勢いる。六歳になったらすべての子どもが学校に行けるなんて、夢のようなシステムなのである。ただ、最後に大事なこと(あるいは当然のこと)を付けくわえると、子ども時代は遊ぶことも忘れないでほしい。遊びのポイントは「子ども同士で」「自然のなかで」「野放図に」。この貴重な時間を奪ってまでしなくてはならない勉強などない、とさえ私は思っている。なぜなら勉強は、大人になってからでも取り戻すことができるから。でも、子どもらしく遊ぶというのは、大人になってしまってはできないことだから。
貴重な子ども時代を奪わず尊重できるような大人でありたいですね☆☆☆
HIKARI TOYODA
