子どもへの褒めの言葉は
道徳的な行動を促すと云われていることは知られていますが

どんな影響があるのでしょうか?

ある本を読んでみると興味深い内容がありました。

3歳~5歳の子どもを対象とした実験です。

これは褒められる内容での実験ですが
「賢いね」と能力を褒める結果

「頑張ったね」と努力を褒める場合の影響です。

「賢いね」では、推理ゲームでカンニングすること増え
「頑張ったね」褒められた場合はカンニングをしない傾向があったそうです。

「賢い」と自分の評価を維持するために賢く見せなければと感じ
プレッシャーからカンニングしたと考えられるそうです。

一方
「頑張ったね」努力を褒められた方は
次回もがんばればよいと捉え不正をする必要を感じなかったそうです。

同じ「褒め方」でも
子どもへ与える影響が違うことがわかります。

toyoda izumi