345歳児クラスでは毎日のように紙飛行機が飛んでいます。
M先生の発案により大盛り上がりしているBKSK選手権。
今年も取り入れていきたいと思っています。
先日も多くの子どもたちが紙飛行機を作り、お部屋で飛ばしていました。
するとひとりの男の子が、「先生、何メートル飛んだかわからん!」と言ってくれたのです。
ホールには、何メートル飛んだかが分かるように表示がぶら下げてありますが、なかなか345の保育室にはその表示を作ることは難しい・・・かといって、保育者の人数の兼ね合いもあり、その時間にホールに上がることも難しい・・・。
ということで、ダッシュでメジャーを取りに行き、置いてみました(笑)
すると子どもたちの気分も上がり、紙飛行機を作る人数も増え、盛り上がっていましたよ!
「〇〇くん、〇メートル!」と子どもたちで飛距離を教え合う姿も見られました!!
ただただ飛ばすということより、どれくらい飛んだか意識しながら飛ばす姿へと変わったようです。
メジャーを置く、ほんの数分間の工夫(工夫とは程遠いように思いますが・・笑)で子どもたちの様子はこんなにも変化するんだなと感じました。
この環境を用意しただけで、子ども達は自分たちで遊びを展開し、発展させていきます。
きっかけ作りも保育者の役目ですね。
でもそこには明確な保育者の意図やどんな姿が展開されるかな?といった思いが必要です。
子どもたちの「心情」に働きかけ、「意欲」を引きだし、「態度」に繋げる。
当たり前だけど大切にしていきたいと思います。
☆だんごむし★