先日参加したセミナー。
「フィンランドの教育を語る会」
何とも心惹かれるテーマです。
ヨーロッパやアメリカを中心とした先進国34ヵ国で構成されている経済協力開発機構(OECD)が
3年ごとに各国の15歳を対象に実施する「学習到達度に関する国際調査(PISA)」にて、
どの分野においても安定した好成績を出していたということで、フィンランドの教育は世界でトップクラスと注目されています。
さらに、世界幸福度ランキングでも1位のフィンランド。
どんな教育をしているのか、大変興味がありました。
しかもセミナーの主催は、教育を盛り上げる会代表の遠藤教育長。
トークセッションには、当会メンバーであり以前ブログでも紹介した熊本大准教授 苫野氏。
熊本、日本の教育界を担う方とフィンランドの教育現場を経験された方々のお話を聞くことができました。
お話を聞くと、フィンランドの良さは公教育が無償で充実した教育環境が整っていることだったのが、
主に移民が増えたことで今まで通りとはいかない現状もあるようです。
ただ、フィンランドの教育を端的に表す言葉として、こんな言葉が並んでいました。
柔軟性
自分で決める
違ったら変える
人生とのつながり…
またフィンランドの授業の様子(高校)についての印象は…
発言は自由に
教師はいつも機嫌よく
紙の教科書はあるけど使わない
など。
私たちの国、日本、身近な学校教育を見てみると…
もっと自由に、柔軟に、子どもたちが選択する環境が必要な気がしました。
HIKARI TOYODA