完全に私事の話です。
3月末、うちの長女が、「参勤交代~日向往還徒歩の旅~」なるものに参加しました。
宮崎県との県境から熊本城二の丸公園を目指し、70㎞の道のりを歩く。
NPO法人自然を愛する会という団体が、長年企画開催されてきたイベント。
参勤交代で実際に使われていた道を、三度笠をかぶり、自然の中を3泊4日かけてゴールを目指す。
途中、小学校の体育館やテント泊、レクレーションを楽しんだり、行く先々でいろんな人からの励まし、差し入れを頂いたり…
最終日前夜はバーベキューも楽しんだとか。
参加者は、一番小さくて小学2年生の子どもからそれをサポートする高校生のサブリーダー。
そして、この旅を計画運営する大学生のリーダー。
幅広い異年齢の集団。お互い初めましての子どもたちが多い中、互いを呼び捨てで呼び合うというルールの中、
家族とはまた別のきずなが生まれる。
本当にみんなで子育て、共に生きることを楽しめる、おもしろい活動♪
恵まれたこの時代に、不自由を楽しむ時間って本当に大事だなと感じています。
出発のとき、この団体を率いる責任者の方がおっしゃいました。
「お父さん、お母さん、これから雨予報でご心配でしょうが、全く問題ありません!
むしろ自然の中で雨や不便さを体験することで、見えること得られることがある、本当に楽しい時間です!
子どもたちは子どもたちで楽しい時間を過ごすから、みなさんはみなさんで楽しい時間を過ごしておいてください!
親が笑顔でいれば、子どもは勝手に育ちます!」
この熱い思いに、こちらまで胸が熱くなりました。
無事に帰ってきた娘の表情と言葉が、すべて物語っていました。
可愛い子には旅をさせよとはこのことですね☆☆☆
HIKARI TOYODA