先日、珍しい方の見学がありました。
その方は通称「保育業者」
保育に関する環境や教材を販売されている方です。
本人曰く
「保育業者ですが実際の保育をゆっくり見たことがない」
「勉強のために保育を見せてほしい」
勉強の為といわれると、断る理由はありません。
室内環境を一通り説明のあと
345stageではランチの配膳の時間になりました。
食べたい量を申告して、よそって貰う姿
トレーを持って自分で席を選ぶ姿
並ぶ順番を選ぶ姿
当園では普段の姿ですが
始めて見る方からすると、驚くことが多かったようで
「これが主体的な保育なんですね」
「子どもでもちゃんと出来るんですね」
という驚きの感想がありました。
一番の感想は
「職員が大きな声で指示をだしていない」
ことだったようです。
「子ども達に指示をだし、クラスを纏める」
これが出来る先生、いい先生の姿
大きな声で指示をだし、上手く指示が届かないと
慌てた姿で走り出し、「忙しい」「大変」を連発
これが保育者の姿だと思っていたそうです。
保育者の主観で指示や命令せず、子どもとの距離感を大切にして
必要なときには丁寧に接し、子どもがやりたいと思っているときや挑戦しているときには
しっかり見守る
本来は数分の見学の予定でしたが、気付けば1時間以上が経過していました。
toyoda izumi