先日テレビを見ていたら藤井聡太さんに密着したドキュメンタリーの番組があっていました。その中で、藤井聡太さんの強さの秘訣をさまざまな対局を分析しながら探っていくと、相手から学ぶ柔軟性が強みであるということがわかりました。藤井聡太さんは羽生さんと対局した際羽生さんが出した一手で負けてしまいます。でも、次の対局の時には、羽生さんが出した一手を今度は藤井さんが応用して出していました。そして見事に勝つのです。この相手の技を上手に応用する柔軟性こそが強さの秘訣だと言われていました。
ICTの普及や気候変動、少子化などこれからの世の中は予測不可能な世の中になっていきます。そんな中で今最も重要なものはこの柔軟性なんじゃないのかなと強く感じます。この子どもたちの10年後20年後本当にどんな世の中になるのか予測できません。それでも、現実をしっかりと受け止めてそれを柔軟に乗り越えて行く力こそ、これからの子供たちにとって、大切な力なのではないかと改めてその番組を見て感じました。藤井さんのように負けてしまった逆境に挫けることなく、相手の技を盗んで、さらに上を目指すという気持ち!そして、失敗を恐れず何にでも果敢にチャレンジして行く力、そんな力を子どもたちはつけていってほしいですよね!
また、先日幼稚園・小学校・中学校の連携の研修で中学校の授業を見に行きました。その中で、ほとんどの授業でタブレットを活用した授業が行われてました。タイピングなんて当たり前!中学校の先生の小学校への要望にもタイピングは必ず習得してから中学校に上げてほしい事。また英語の教科書はタブレットに入っている物を使うため、授業はほとんどタブレットで行うと言われていました。小学校でも音読はタブレットで録画して先生に送信していたり。プリントや漢字ドリル1ページなど先生から与えられた宿題ではなく子ども達が自ら宿題の内容を考えて行う「自学」と呼ばれる宿題が三和校区の学校の中でも当たり前になってきているようです。
ICT化も進み、私たち大人が今まで行ってきた学習法ではなく、多様な学習の仕方が広まってきています。私たち大人も様々な視点を持ち柔軟に対応できるようにしていかなければ今からの子育てや保育・教育もついていけなくなるんだろうな!と改めて感じました。
保育の中でも、今やっていることはこれからの時代に適しているのか?これからの未来を担う子どもたちのために日々振り返りながらより良い保育をやっていきたいと思います♡
KAN