寒くなってきて、アウターの出番が増えましたね!
ちっちぐんぐんさんでもジャンバーなどを着てくるお友だちが増えてきたので、
自分でかけえられるようにパイプハンガーを購入しました。
かんたんな組み立てが必要なものです。
どうせなら、とSTEMのエンジニアゾーンに置いてみることに…
「これなに!?」
「ちっちぐんぐんさんで使うハンガー掛けだよ」
「作りたい!!」
と、小さなエンジニアたちは気合十分!
早速作り始めました。
職員は何も教えず、説明書と完成写真のみ渡しました。
ひらがなが読めるお友だち、読めないお友だち両方いますが、
そもそも大人向けの説明書なので漢字も多く、どちらかというと
写真頼みです。
しかし、普段実験カードの説明カードで慣れているからか、
「部品確認から!」
「これ2つありますか」
「ありまーす」
「これは1つありますか」
と、ちゃんと必要なものがすべて入っているかの確認から始まり…
「えっとまずは①から…」
手順通りに作り始めました。
エンジニアゾーンで日々解体して遊んでいる成果!?
「これどうするの?」などと聞くこともなく、自分たちでどんどん作っていきます。
ところが、問題発生…!
左右の縦の棒の長さが合わない!!
どうやら縦の棒と横の棒を一か所間違えているようでした。
同じシルバーの棒なので、確かにこれは気づきにくい…
口を出したくなる気持ちを我慢しながら見ていると
「これで長さ変えるんじゃない!?」
「違うよ、これ以上のびんもん!」
「なんでかな」
みんなで話し合ったり色々試しているうち…
「分かった!!こっちの棒じゃない!??」
と一人のお友だちが気付き、
「ぜったいそうだ!」
「変えてみよう!」
そして変えてみると、・・・ばっちり同じ長さ!!
工具でたたくところは、
やってみて、子どもの力だけでは不安だったのか、
様子を見に来ていた園長先生に「お願いします!」と頼んでいました。
ちっちぐんぐんさんが使うんだから、ぐらぐらしたら大変だもんね!
それからはあっという間に組みあがり、
最終的に10分かからずできてしまいました。
「じゃあちっちぐんぐんに持っていこう!」
「エレベーター借りないともっていけないよ!」
「じゃあぼく鍵借りてくる!」
子どもたちがどんどん自分たちでどうすれば考えて動いていくので、
私たちはおいかけるのに必死です(笑)
自分たちでここまで課題に取り組む、問題を解決する力があるのか、と感心しちゃいます。
無事、ちっちぐんぐんさんに届けると、
「え!!これみんなが作ったの!?子どもだけで!?」
「すごーい!ありがとう!!」
と、ちぐんの先生たちもびっくり!!
記念写真もパシャ!
子どもたちって、こんなに出来る力があって、出来なくても話し合って考えたり
大人に頼んだり、大人が思っている以上にできちゃうんですね。
特に今回みたいに「やりたい!!」と気合い・やる気満々に燃えてるときって本当にすごい。
本当にものすごく、ワクワク、キラキラした表情で楽しんで作ってくれました。
ありがとう!!
雪見大福