ある日の子どもたち…
この日はプール納めの日、子ども達も水に慣れとても楽しみながら水遊びをしていました。
すると、何やら水とは逆の方に座り込んで遊ぶお友だちの姿が…
何してるんだろう?と様子を見てみると、自分の影を見て遊んでいました。
この日は天気も良く陽がたくさん降り注いでいました。
そこで、動く影に気づいたようです!
両手をグーにしたりパーにしたりしながら自分の手と影が一緒になって動くのをとても不思議そうに見ていました。
「ついてくるね~!」とその男の子も楽しそうに何度も手を動かして遊んでいました。
また、別の子も、「見て!」というように指をさして何やら上の方を見上げています。何だろうとみてみると・・・
窓の上の方に水が反射してキラキラ動くものが!
それを指さして私に教えてくれていました!
「きれいだね!キラキラしてるね!」「なんでだろうね?」
子どもたちは日ごろの生活の中で沢山のなんでだろう?や不思議だなぁという経験をたくさんしているんだろうなぁ…
これこそSTEMの始まり科学する心の始まりなんでしょうね!
日々の生活の中に科学や不思議は沢山隠れていて、大人は「当たり前」のことでも子どもたちにとっては不思議やワクワクがたくさん!
この気持ちを大事にしながら子どもたちの「何だろう?」「不思議だな?」に寄り添える保育ができたらなぁと感じました!
そしてハイハイの赤ちゃんのゾーンでも子ども達の「なんでだろう?」を発見!
分かりますか?このぽっとん落としのおもちゃ本当は中の青い球がくるくる回って出てくる仕組みなんですが…
違うものも色々入っていますよね(笑)
子ども達、このボールでひとしきり遊ぶと今度は上の写真のように違うものを入れ始めます。
最近見ていて、これも子どもたちの科学する心なんじゃないかと思い始めました…。
きっとほかのもので試してみたくなるんじゃないかなぁ?と「このボールじゃないやつ入れたらどんな動きをするんだろう?」
「くるくる回って落ちるのかな?」「それとも回らないのかなぁ?」みたいな…
そしてしばらボールじゃないいろんなものを入れてみて、回らず中で詰まってしまうことがわかったらまたボールを入れ始めます。
子どもたちってホントにすごい!日々の遊びの中でトライ&エラーを繰り返しながらしっかり学んでいくんですよね!
日々の生活の中での子どもたちの「なんでだろう?」にしっかり付き合ってあげられる保育をさらに目指していきたいなぁと感じた出来事でした!そして、様々な園ならではの環境や体験を提供していきたいなと思います♡
♡KAN♡