昨日は参議院選がありましたね。
子どもたちと一緒に選挙に行く道のり、どこに行くの?選挙だよ!
選挙って何?返答に困りました笑
これからの日本が幸せな国になるように、国の代表になってみんなの幸せを考えてくれる人を選ぶのが選挙だよ。
となんとか答えました。笑
先日、熊本市の教育長の遠藤先生からお話を聞く機会がありました。
日本は民主主義の国だけど、小さい頃から一斉で教育されているから、誰かが決めたことに従うのは得意だが、自分で選んだり、考えて動くことが苦手。お店でも、「いつもの!」という
だけで出てくるのが美徳のような風潮がある。
自分で決める!とか自分で考えるという大事なステップが小さな頃からちゃんと踏めてない。
民主主義の国なのに民主主義がちゃんと教育されていない。だからこそ校則など自分たちで守らないといけないことを意味も含めて子どもたち自ら考え守っていく事が大事!そうした取り組みの中から民主主義を学んでいかなければいかなければいけない!と話されていました。
またまた選挙の話に戻りますが、日本は若者の投票率が世界的に見てもとても低いと言われています。小さい頃から自分で決めて自分で決めたことで、楽しい経験になったり、自分で決めて何かを実現できたりする経験が少ないからこそ、こういう今の現実があるのかなと思いました。
城山幼稚園の子ども達は、小さな頃から様々なところで自分で選んだり自分で決めたり考えたりする経験をします。それこそ民主主義!
みんなで活動するときにはみんなでどうしていくのかを考えて、決めていきます。
今大事と言われている協働的な学びです。
こういう小さな毎日の積み重ねが民主主義の一歩に繋がるんだなぁと教育長の遠藤先生のお話をきいて改めて感じました。
成人の年齢が18歳に引き下げられ、投票権や様々なところで自分で考えて決めていく、そして自分で決めたことに責任を持つ!ということが大切になってきます。
予測不可能なこれからの社会を生きる子ども達が今をより良く過ごせるためには私たち大人はどうしたらいいのか?
改めて考えていかないと行けないなと感じました。
KAN