01歳児のクラスを担当する様になり、はや2ヶ月が経とうとしています。
今年は月齢が低いお友達が多く入園してくれ、離乳食を食べるお友達が多くいます。そんな中で、離乳食についての疑問や咀嚼や嚥下、口の中の仕組みについての疑問がムクムクと湧いてきて…
(我が子たちも3人離乳食あげてるのに…今更になって沢山の疑問が湧き上がる笑)
この数ヶ月子どもたちのランチを見ながら研究してみたり、食事のプロの園の厨房ガールズに聞いてみたり、実際に熊本市の離乳食の研修を受けてみたりとさまざまな疑問を解決すべく動いてみました。
調べてみると、離乳食しだいで子どもたちの将来の言葉の発達や舌の使い方、食べ方、飲み込み方、姿勢などの未来につながる発達が関わってくるということがわかりました。
こんなことを言うとただでさえハードルの高い離乳食作りがさらにハードル上がってしまいますよね笑
でも!大丈夫!
子どもたちの口の中の発達をしっかり見極めていけば大丈夫!それが難しいのか…
ということで、先日の熊本市の離乳食についての研修から参考になりそうなところを抜粋してみます♡
5から6ヶ月頃
舌が前後に動きます。
口に入った食べ物が口の前から奥に少しずつ移動できるくらい滑らかにすりつぶしたものを与える。
7から8ヶ月頃
舌が前後と上下に動きます。
舌でつぶせる固さの食べ物をひとまとめにする動きを覚え始める。飲み込みやすいようとろみをつける工夫も大事!
9から11ヶ月頃
舌が前後上下から左右に動きます。
指でつぶせるバナナくらいの固さのものを与える。
12カ月から18カ月(離乳の完了)
形ある食物をかみつぶすことが出来るようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳またはミルク以外の食物から摂取できるようになった状態
肉団子くらいの固さが目安(歯茎でかみつぶせる固さ)
(月齢は目安です。誤嚥や窒息に繋がります。個人差が大きい時期ですので、お子さんのお口の発達をしっかり見ながら進めていきましょう!)
この頃からお家でも手づかみ食べを始めるといいそうです。
かじりとる!と言う経験はこの後の言葉の発達にも大きく関わっていきます♪食形態とお子さんの舌の発達を見ながらチャレンジしてみられてください!
また、手づかみ食べは目と手の強調運動!←むずかい言葉出てきましたね笑
目と手を連動して動かす練習のことです。例えばパズルをはめるときには目も手も上手に連動して動かなければなりません。文字を書くのも食具を使うのもそうです。
そういったことの練習として手づかみ食べはとても大切です!また手を使うことは脳にも凄くいい刺激になります!
と手づかみ食べのことだけでブログ書けそうなのでこの辺でやめときます笑
またスプーンで与える際の注意点も…
このように、スプーンは唇が閉じてから引き抜く!奥まで入れない!また舌を十分動かせるよう一度に沢山の量をお口に入れないことも大事です!
お子さんが座ってぼーっとしてるときにお口パカーンとあいてることありませんか?
これも舌の発達また、姿勢にまで影響してきます。
スプーンでのご飯のあげ方やコップの使い方、また遊びなどでも改善できるのでこれもまた次回お伝えできればと思います♡
離乳食の形態や味付けなどは是非厨房ガールズにお聞きください!沢山の知識の中からしっかり提案してくれます♡お子さんの舌の動きの見極め難しいよ!って方は是非01職員にお尋ね下さいね♡
長くなりましたが、気になると調べたくなるなるKANでした☆✳️✳️