コロナ禍における有効な感染防止方法として言われている「マスク着用」。
最初の頃は、マスクをつけることによる弊害について議論されていましたが、
今となっては、マスクが絶対条件のような世の中になってしまっています。
大人にとっては我慢すれば何とかなることですが…
これから言葉を獲得しようとしている発達段階にある子どもったちにとっては、
周囲で話している人たちの表情が見えない状況というのは、確実にマイナス。
とは言え、すぐにマスクを外すことはできないため、保育教育現場ではそれを補う工夫、
そしてマスクを外せる日常を取り戻してから、何を意識して保育していく必要があるのか
今のうちからしっかり考えていく必要があります。
その一つに、絵本の読み聞かせ。
日々保育の中で取り入れている「読み聞かせ」
ただ内容を伝えるだけでなく、正確な発音、発声を含め、言葉の理解に大きな役割を持っています。
コロナ禍で参加した研修会の中で、
「人間は取り戻す能力を持っている、コロナ禍で奪われた能力は環境次第で取り戻すことができる」
というお話がありました。
それを信じて、日々の保育を大事にしていきたいですね。
さて、子どもたちにとって一番安心なご家庭ではぜひ、全力で表情を見せて会話し、
お子さんとたくさんスキンシップをとってくださいね☆☆☆
参考文献:GT新聞
HIKARI TOYODA