卒業シーズンになると思い浮かべる言葉があります。
「きちんと」という言葉を広辞苑で調べてみると
「崩れや乱れがなく整然としているさま」とありました。
こども園や幼稚園では「きちんと」指導しないといけない。
と、いう方がいらっしゃいます。
私もそう思います。
子どもにきちんと座らせるなど、見た目だけのきちんとは
厳しくすれば多くの子どもは出来ます。
俗にいう外的圧力です。
しかしこの外的圧力は、大人になると殆どありません。
自分で判断することが多くなります。
そんなときに、どんな行動をするのかが大切だと考えています。
当園での「きちんと」する。という意味は
「今はきちんとしないといけない」
「どんなときにきちんとしないといけないのか」
このようなことを「考える」ことができる人になってほしいと思っています。
本当はやらないといけないのに、バレないからやらない
注意されないから、やらない
ではなく
外的圧力がなくなったときに
自分がどのように判断、行動するべきなのか考える
ということを大事にしていきたいです
toyoda izumi