本日、令和3年度の「おたのしみ会」があり
冒頭のあいさつをさせて頂きました。
「今日はおたのしみ会当日ですが、子ども達の発達面から考えると一つの通過点です。おたのしみ会を経験することで、次へのチャレンジに繋がってほしい」
という内容の話をしました。
年長の劇の際、ある男の子がどんな役をするのか悩んでいました。
何日も悩んだ結果、男の子はある決断をしました。
決めた役は「ナレーター」
しかし、男の子は、文字を読むことが苦手です。
練習の際も、読むときはカタコト
本番、一週間前の練習の際も、カタコト
職員間でどうするのか話し合いをしました。
結果
「上手にはできないかもしれないが、少しずつ上手くなっている。やる気を尊重したい」
ということになりました。
そして、本日
男の子は今までにないくらい、スラスラと読むことができました。
終わった後の男の子はとても晴れやかな顔でした。
もし、あのとき、出来栄えだけを考えていたら・・・
男の子の達成感のある笑顔を見て
この行事の本来の意味を再確認することができました。
izumi toydoa