新年あけましておめでとうございます!

2024年一発目のブログは園庭について・・・

園庭には様々な遊具があります。

ブランコや滑り台など…昔からある遊具だからこそ意味があるんですよね!

ということで今日は園庭の遊具の意味についてかいてみたいと思います!

人は普段、様々な「感覚」に囲まれています。みなさんも良く知っている「五感」(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の他にも、「固有受容覚」と「前庭感覚」という感覚が存在します。脳は次々と入ってくるこれらの感覚を統合(整理・分類)し、無意識に自分の身体をコントロールしています。

「前庭感覚」は、加速、回転、傾き、高さ、重力などに対して身体のバランスを保つために大切です。例えば、動きながら物を見続けることができるのも、前庭感覚によるものです。

子どもたちが遊んでいるときにボールを目で追いかけながら走ったり、教科書を読みながら音読したりすることにも関係しています。一方で、前庭感覚がまだ未発達の状態だと、トランポリンでジャンプしたときにうまく着地できなかったり、ブランコなどで身体が大きく揺れたりすることを極端に嫌がったりします。また、階段を降りる時に怖がるのもそうです!

 

城山幼稚園の園庭には大きくスウィングできるブランコがあります。大きな座面が複数の子ども達を乗せて揺れ、前庭感覚を他のお友達と共有しながら楽しむことができます。1人ではなくみんなで!っていうのがすごくいい!集団の力があると1人じゃ難しいことにもチャレンジできるんですよねー!

 

また築山の上にある滑り台も園庭全体を見渡せるほどの高さがあり、景色も特別感があります。この上からものを見下ろすというのも感覚として大事な経験です。そして何より、滑り台で感じるあのスピード感!ちょっとしたスリルと共に楽しいと感じることが、脳の発達を促します!

 

吊り橋の揺れや高さもそう!

 

城山幼稚園の園庭は脳の発達にとってとても大切な前庭感覚や固有受容覚といった感覚を身につけるいい場になっているのだ!と改めて感じたので…012歳児!特にたくさん遊びたいなぁと感じました

 

ぜひ公園などに行かれた際はちょっと思い出して一緒に遊んでみられて下さいね!

 

ブランコや滑り台を嫌がるお子さん…

ぜひスモールステップで小さな揺れ、小さな滑り台!からチャレンジするといいかもです

KAN

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