Q&A(よくある質問)

幼稚園に多く寄せられる質問集です。お読みになりたい項目をクリックしていただくと、アンサーが表示されます。

 

なぜ、保育形態を変えたのですか?

当園では、開園当初より、以前から行われているの1人1担任の保育を行っていました。

しかし、その保育を今の時代に行うことは、時代に即していなことに気付き、保育を見直し、現在の保育形態に変更しました。
この保育形態は、日本ではあまり多くありませんが、世界では当たり前に行われいる形態です。

今までの良い部分は残し、変更しないといけない部分は改め、子ども主体の保育を進める為に、日々、取り組んでいます。

保育の特徴は?

縦割りではない、異年齢児保育です。
  • 『自ら考え判断し、行動する』
  • 『人の話しを聞く力を身につける』
  • 『自分の考えを自分の言葉で言える』
を目標に、これまでの幼稚園が当たり前と思って続けてきたことを見直して、保育しています。

縦割りではない、異年齢児保育とは?

足が速い子、制作が得意な子、絵をかくのが得意な子など、当然子供たちの発達に、個人差があります。

便利上決められた、学年にこだわるのではなく、子供の個々の発達に応じた保育をする為に、このような保育形態になっています。

子どもの考え、行動を生かし、職員が子ども達の活動の場を構築し、手助けをしながら子ども達の考える力を育てる保育です。

1クラス1担任ではないのですか?

はい、チーム保育を取り入れ複数担任で保育をしています。

1人担任の場合は、クラスの子ども達の中の一人に、トラブルが発生した場合(怪我や発熱等)に、残りの子ども達の活動は止まることになります。
集中している子ども達をスムーズに保育するには最適な方法だと考えます。

チーム保育とは何ですか?

子ども達を多面的に支える保育として行っています。

1クラスを複数担任が受け持ち交代で「リーダー」「サブリーダー」「アシスタント」の役割分担のなかで保育をしていくものです。ここで、主な役割を紹介します。

 ○リーダー
   活動の中心となって、全体をみる。
 ○サブリーダー
   活動の中で、困っている子の手助けをする。お便り帳の確認など。
 ○アシスタント
   次の活動の準備や活動の片付け、お便り帳の確認など。

チーム保育のメリットはなんですか?

一番のメリットは、上記にも書いてあるとおり、子ども達の活動が中断することを防げる点です。
又、一人の子どもに対し複数の目線で子ども達を見守ることが出来る点です。

他にもメリットは色々ありますが、子ども主体の保育をしていく上では、もっとも適した保育だと考えます。

逆にチーム保育のデメリットはありますか?

よく「メリットの話しばかりで、デメリットはないのですか?」と、質問があります。

あえて、デメリットといえば、日本では「チーム保育」があまり浸透していない点です。世界の幼稚園では当たり前に行われている保育ですが、日本の幼稚園は1クラス1担任という保育がまだまだ主流のようです。

遊ぶ部屋とご飯を食べる部屋はなぜ別々なのですか?

以前は1日の殆どが自分のクラスだけで過ごしていましたが、みんなが1部屋で色々な活動をやっていたのでは、子ども達が集中して遊ぶことができない場合があります。

又、このゾーンを使って遊ぶことで、子ども達は自分がやりたい遊びに集中して遊ぶことが可能になります。

部屋の中で遊んでいると、怪我したりしないですか?

もちろん、室内で走り回ると誰かとぶつかったりします。 子ども達は、どのようなところで走り回ると「ぶつかる」「怪我をする」ということを自然に学べるようになってもらいたいと思います。 「危ないからなくす」ではなく、「危なかったら怪我をしないように気をつける」ということを経験してもらいたいと思います。

体育や音楽は教えたりしないのですか?

教えます。
しかし、強制的に教えたりはしません。幼児期に、何かが上手にできることより、ルールの中でその体験を楽しむことを優先します。
強制的な教え込みは返って、その行為を嫌いになることもあります。

幼稚園は勉強するとこではないのですか?

はい、勉強をするところです。就学前教育をするところです。
幼児期は、遊び=学び、生活=学び であり、遊そぶことから経験し学びます。
しかし、就学を先取りして勉強するところではありません。

どのような勉強をするのですか?

勉強といっても学校のように先生から言われて、教えてもらう勉強はしません。

遊びや活動の中で、順番に並ぶことを知ったり、一列に並ぶことを知ったりなど、小学校へ入学する前に基本的生活習慣を遊びの中で勉強します。

選択性の保育というものを詳しく教えて下さい

選択性保育は、自分の考えをしっかり持ち、それを他人にきちんと伝えるための保育です。今のところ3種類あります。
  • 選択性保育:子どもが興味や関心で遊びを選択する
  • 順序性保育:どちらの遊びもさせたいときに順番を選択させる
  • 習熟度別保育:子どもの発達に合わせた「習熟度別保育」です。

どの活動も子ども自ら選ぶようにしています。

子どもに遊びを選択させるのはどうしてですか?

子ども達は、自分でやりたいこと、知りたいこと(自発性)がいっぱいです。
以前の保育では、自発性は育ちません。

そこで、子ども自身が選ぶ(自発性)ことで基本的な欲求を十分に満たしていくことができ、ひいては、自由と責任がしっかりと身につくようにもなっていくのです。
自分で選べるだけで一生懸命にやるものです。

幼稚園ではどのような遊びをしているのですか?

子ども達が自発的に活動できる環境として「外遊び」「室内遊び」があります。室内遊びは、様々なのゾーン遊びの部屋があり、自然と異年齢児と一緒に遊べて交流が出来るようにしています。

それぞれの遊びのゾーンは、子どもの遊ぶ様子を見て、先生達が工夫し、素材を準備し、内容を考えています。
ゾーン遊びでは、子ども自ら遊びを選び自ら取り組まないといけません。自分が何をしたいのかを選び、何をしたいかが言える子になるためには、とても大切な活動の1つです。

保育室の間取りはどうなっているのですか?

保育室は遊ぶところ、食事をするところが独立しています。

家庭でもリビング、ダイニングと分かれている家があるのと同じです。そして、分かれることより、満足ゆくまで遊ぶことができます。

又、園舎も幼稚園最低基準を大きく上回る広い保育室を確保していますので、広い保育室を使い色々な活動、体験ができるようになっています。又、園庭も幼稚園基準よりも大幅に広くなっています。

席はきめないのですが?小学校は決まっています。

幼稚園では席が決められてない為、小学校で決められた席になった時、座れないかと言われるとそうではないと思います。

決められた席に座るのは誰でも出来ます。

自分で席を見つけて座るというのは自分で考えないと出来ないことですし、行動しないと座れないのです。家庭でも少子化の為、親が手をかけすぎで、親の指示がないと動けないような子がでてきていますので、小さいうちから考えを見直そうということで活動しています。

たくさんのお友達と関わってほしい。名前がなかなか出てこないのですが?

自由遊びのときは、異年齢児とも関われるようにゾーン遊びを設けています。

クラスの活動としては、選択性を取り入れて行いますので、その都度いろんなお友達と関わることが出来ます。

名前は4月5月の時期では、まだ自分のことで精一杯でわからないと思いますが、お友達と交流できるようになり、遊びが広がっていくと、お友達の名前も出てくるようになってくるものです。

れんらくノートの書く内容が少しずつ減っているのですが?

れんらくノートは、子どもさんの成長に合わせて、職員が記入することを少しずつ減らしていきます。

れんらくノートは本来、子どもが親や職員に言葉で伝えられないので、その代わりとして使用しています。成長に合わせて子ども達は自己表現できるようになり、言葉で伝えることができるようになります。

しかし、子どもにも個人差もありますので、子どもの様子や活動に合わせておこなっています。お気軽にご相談下さい。

送り迎えはできないのですが?

熊本県ではバス送迎は、1コース30分以内と定められていますので、子どもに負担がかからないよう30分以内で戻れる範囲でおこなっています。

ご希望の方は御相談ください。

一日先生ってなんですか?

保護者の方が先生になって、職員のお手伝いをします。
強制ではなく希望者の参加です。

保育参観とは違い、普段のお子さんの姿が観られると好評です。もちろんお父さんの参加もできます。

セミ・バイキング方式とはなんですか?

バイキングといっても、自分で好きなだけ勝手にとっていくのではありません。
自分で欲しい量を、自分の言葉で相手に伝え、よそってもらう方法です。

その為、自分の気持ちをきちんと相手に伝え理解してもらわなくてはなりません。 又、「よそってもらった食べ物は、残さず食べる」のがルールです。

「意見を相手に伝える」「自分の意見に責任をとる」ことができる為に、もっとも合理的な方法だと考えます。自園調理だからできる保育活動の1つです。

どんなおとなしい子どもでも、必ず1日に1回は自分の意思と自分の言葉で、伝えることをしますし、みんなで食べる楽しさも味わえます。

給食の待ち時間が長いようですが?

配膳のときに、大人が配ってしまうことは簡単です。又、時間の短縮も可能です。
しかし、それでは「待つこと」「我慢すること」にはつながりません。

「我慢すること」は小さいうちから慣れていないと、大人になって身に付けようとしても、なかなか思うようにいかない場合があります。

子ども達も並んで待っている間は、お友達同士でおしゃべりをしたり、子どもにとっては、大人が思うほど、苦痛ではないようです。

嫌いなものを食べないと好き嫌いがなくならないのでは?

好き嫌いをなくすためにも、セミバイキング方式はふさわしいと考えています。

レストランなどでのバイキング方式は、好きなものだけとるので、好き嫌いはなくならないでしょう。しかし当園の配膳方法は、どの惣菜も『少し』は食べなくてはいけないのですが、お皿やお椀に盛られたものは全部食べきることができるので、『食べた』『食べきることができた』という満足感と達成感が得られます。

ところが、同じ『少し』食べたとしても、盛られたものが残ってしまえば『残した』『私は食べられない』という結果と気持ちになってしまいます。口に入った量がたとえ同じ量でも、やっている行為は180度意味が異なります。

前者は自分がやっている『選んでいる』主体的な食事であり、後者は先生にやらされている受動的な食事だからです。偏食は、主体的な食事によって克服されていくものなのです。

子どもにアレルギーがあるのですが

給食は自園調理をしていますので、できる限り対応します。

しかし、どうしても対応できない場合は、お家よりお弁当を持って来て頂く場合もありますので、入園前に職員や給食担当に御相談ください。

幼稚園と保護者が話し合いながら進めていきます。

お弁当は必要ですか?

食育の観点から、ご飯もおかずも幼稚園で手作り給食を行なっていますので、箸とコップをのみをご用意ください。

尚、月一回の割合でお弁当デーがあります。(家庭よりお弁当をご用意ください)

 

その他、ご不明な点は、ご遠慮なくお問い合わせください。

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