解決する力

先日、子ども達の様子を見ていると

数名の子ども達が諍いを始めました。

 

以前だとすぐに介入していたのですが

現在は子ども達の問題解決能力を培うためにも、

信じて見守ります。

 

しばらくすると子ども達はある場所に移動

ハッピーテーブルです。

このテーブルは諍いがおきたときに

子ども達自身で解決する場所です。

 

テーブルの壁には

ルールとどんな気持ちなのかを絵と文字の表示があります。

子ども達はその絵を見ながら

「いま、●●くんはどんな気持ちだと思う?」

「じゃあ、僕はどんな気持ち?」

「ぼくは、こんな気持ちだよ」

と、会話が進みます。

 

やり取りを何度か繰り返していると

子ども達は笑い始め、指をさしながら

絵の表情をまね始めました。

すっかり子ども達の諍いは終わりました。

諍いが起きると

大人はどっちが悪いのか決めがちですが

このような子ども達の様子をみると

白黒決めることが本当に必要なのかと感じる同時に

人とのコミュニケーションを学ぶ場には

やはり集団が必要だと改めて感じた出来事でした。

 

toyoda izumi

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