意見表明する力

先日、熊本市の教育長の講演を聞きました。

その中でのキーワードの一つに

「子どもの権利条約」がありました

 

5月に子ども家庭庁設立に伴い

子ども基本法が成立し、令和5年4月に公布されることが決まりました。

 

日本は子どものことを考えいる国と思いがちですが

過去に2回にわたり、「子どもの思いや願いをきちんと聞きなさい」と

勧告を受けています。

 

 

ということで、やっとここまで来た!

という感じがします。

 

話は戻り

教育長さんの例え話が印象的でした。

アメリカのサンドイッチ屋さんでのこと

「パンは何にしますか?」

「野菜は何にしますか?」

「味は何にしますか?」

全てと言っていいほど、お役さんが決めるスタイル

もちろん、子どもも同じように自分決める。

 

こんなに自分の意見を表明ができる環境を体験し

「日本の子ども達は大丈夫かな」と思ったそうです。

 

ですが

私はこの話を聞いて特に心配は感じませんでした。

 

それは何故か?

当園の子ども達はいつも意見表明をしているからです。

 

何処で遊ぶ?

誰と遊ぶ?

何で遊ぶ?

いつする?

どのくらい食べる?

誰と食べる?

 

大人が決めれば簡単なことですが

この「自分で決める力」が大切なことだと

その重要性を再確認することができました

 

toyoda izumi

コメントを残す