「眠育」という言葉、皆さんご存知でしょうか??

昨年度の園だよりでもたびたび「眠育講座」がのっていたので、ご存知の方も多いと思います。

(少なかったら悲しいな…(笑)

新年度を迎えた事ですし、

今日は改めて「睡眠」についてお話したいと思います!

 

そもそも大人の睡眠と子どもの睡眠は意味が異なります。

「体の疲労を回復するため」というイメージの方も多いと思いますが、

子どもが沢山寝るのは、「脳機能を完成させ、その働きを維持するため」だそうです!

もちろん日中遊んだり、外から刺激を受ける事も脳の発達に大切ですが、

睡眠中も脳機能の発達には重要なんです。

脳機能とは、経験したことを覚えたり、考えたり、対処したりする認知・学習の能力のこと。

子どもが新しいことに興味をもち、挑戦できるのは、脳の中で大切な情報を伝え合うネットワーク(神経回路網)が次々とつくられているからです。その脳の情報ネットワークは胎児期から5歳ごろまでに急速に発達します。

よって、子どもにとって大量の睡眠時間は欠かせない重要な時間なのです。

しかしただ眠ればいいわけではありません。

良い睡眠は・・・

「夜7時から朝7時までの間のどこかで10時間以上とること」

と言われています。

つまり、早寝早起きであり、かつ連続してとることが大切です。

夜間授乳は体が「ミルクを飲むため起きなければ…」となってしまうため、早めに失くした方がいいそうですよ。

最近は「ネントレ(ねんねトレーニング)」という言葉もよく見かけるようになりましたね。

 

また、毎日の起床・就寝時間の誤差は60分以内が許容範囲であり、

休日だからと夜更かししたり朝寝坊するのはなるべく避けなければいけません。

 

睡眠が疎かになると、様々な悪影響が出ると言われています。

「成長の遅れ」

「脳にある体内時計の混乱」

「知能や運動神経の発達の遅れ」

「情緒の不安定」

「病気のおおもと」

 

また、子どもによっては発達障害のような症状が出る事もあるそうですよ。

 

幼児期までにしっかり睡眠の習慣をつけておかないと、

就学後も授業に集中できない、学力が伸びない、などの問題が起きやすくもなります。

 

「そんなこといったって大変なのよ!」って感じですよね…💦

理想通りにはなかなかいかないもの…

 

姉弟が複数いれば、遊んでなかなか寝ない…片方が寝ても片方が起きてしまう…

眠る頃に帰宅する家族がいる…帰ってからごはん、おふろ…やることが多すぎて間に合わない…

色んな悩みがあると思います。

 

でも睡眠の習慣が完成するまでは大変ですが、完成してしまえば、

子どもは早く寝てくれて、そのあとゆっくり家事や休憩など、

大人だけの時間をとれる、というメリットもあります。

 

園でのお昼寝はお子さんによって時間など調整可能ですので、

睡眠に関してお悩みがあれば、いつでも担任にお話しくださいね!

一緒に「眠育」頑張っていきましょう♪

 

 

PS,アボカドは今のところなんの音沙汰も変化もありません…

「ほんとに生きとるんか?」と心配ですが、気長に待つこととします…

Daifuku

 

 

 

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