先月行われた公開保育研修では、見守る保育提唱者であられる藤森平司先生から各ステージの環境を見ていただきました。遊びから学ぶ環境づくりのお話を聞くことができ、その中の一つにこくごのはじまり「文字の成り立ちカルタ」がありました。
文字の成り立ちといえば、国語の教科書に載っていたなぁとうっすらしかない私の記憶💦
そんな漢字を遊びに取り入れると子どもたちはどんな風に遊んでくれるだろうと、345ステージでも取り入れてみました。早速345の先生たちと話し合いましたよ!
まずは空間的環境づくりから🤔
教えるのではなく、「これはなんだろう?」と興味関心を持てるようなきっかけづくりとして、天井から文字の成り立ち絵カードを吊ってみることに!

特にゆりぐみさんたちが成り立ちの絵を見ながら「おもしろいねー!お月様の形に見える。」、「先生、これ何?」と興味津々でしたよ。そんなタイミングでカルタを出してみることにしました。ふりがなや読み札、正解は敢えて作らず子ども達同士で遊びが展開できるように作ってみました。すると、

こんな風に、絵カードの絵を頼りに遊ぶ子たち😊や、兄姉がいて漢字を少し知ってる子が読み手になって遊びが展開している場面も✨

今では、うめぐみとももぐみさんもゆりぐみさん達の真似をしてカルタで遊ぶ姿も見られるようになってきました👍


日常生活の様々な経験を通して自分自身が国語を見直し、基本的な成り立ちを理解すること、理解すると日常園でやっていることがそのまま言語教育に生かせることに気づかされました。
今回の研修大会でもたくさんの実りある学びがあり、それを保育に生かすことの大切を実感しました。これからも、環境を通した遊びは学びのきっかけづくりを行なっていきたいと思います。
KY
