最近、蒸し暑くなりテレビでも食中毒の報道があるようになってきました。

先日、食品衛生の研修がありました。その中で、家庭内でもできる食中毒予防の3原則をつたえたいと思います。

①つけない

・下準備や調理をする際は、肉に付着している菌を野菜など別の食べ物につけないよう、調理を始める前、生のお肉を触ったあと、トイレの後などその都度手を洗う。

・包丁やまな板などの調理器具にも菌が付着しているので、使用する度に洗剤で洗い、熱湯などで消毒することが大事。

・体調異常のある人が調理をしないこと。

②増やさない

・食材を買うときは、消費期限を確認し、購入したらなるべく早く持ち帰り、冷蔵庫や冷凍庫に保管する。(生ものや冷凍食品は最後に買う。)

・作った料理は、長時間室温で放置しない。

・冷蔵庫は10℃以下、ドアを15秒以上開けない。

・解凍は冷蔵庫や電子レンジで素早く解凍する。

③やっつける

・お肉、魚などを焼いたり揚げたりするときは、中心部までしっかり火を通す(中心温度75℃1分以上)

【例】

ハンバーグなら竹串を刺してみて肉汁が透明になり、中の赤身がなくなった状態になれば、加熱が十分だと考えられる。

・残った食品は清潔な容器に保存し、温めなおすときも中心部まで十分に加熱し、時間が経ちすぎたものや異臭・異味などする場合は、食べずに捨てる。

この3原則で食中毒にならないように自分自身や家族を守りたいですね。

厨房でも、安全な給食を提供するため厨房内の衛生管理をしっかりと徹底させたいと思える研修でした。

ホークス