ある冊子に東京大学大学院の遠藤氏の記事が掲載されていました。
内容はアタッチメント(愛着)に関して。
記事の中では、
「かつて、子どもが早い段階から家庭外の保育を経験すると、母子関係に悪影響を与え、愛着が不安定になる」
という見方が広く信じられていました。
その結果として
「子どもが成長した後に攻撃性が高くなったり、協調性が低くなったりするなど、さまざまな心理社会的問題が増えるのではないか」
とも言われていたそうです。
私の親も共働きだったので、そのように云われていたのかもしれないと思うと、悲しい解釈ですね。
しかし、その後アメリカの国立研究機関などによる大規模な調査が行われ、この考え方は現在では否定されています。
むしろ近年の研究では、
「質の高い保育や幼児教育を早い段階から受け、保育者との間に安定したアタッチメントを形成することが、子どもの発達にとってプラスに働く」
ことが明らかになってきたとのこと。
嬉しい研究結果です。
その後の記事では、当園の保護者にとって、さらに嬉しいことも書かれています。
「子どもが早くから、保育者等の親以外の大人のみならず、同年代の子ども、少し年上・年下の異年齢の子どもたちと密接に関わり持つことが重要」
とのこと。
つまり
幼児施設は、単なる「預け先」ではなく
子どもの社会性や心の成長を支える大切な学びの場でもあるのです。
toyoda izumi
