先日、3・4・5歳クラスのあるお友だちが、『お休みの日にゲンゴロウを捕まえたから、みんなに紹介したい!』と幼稚園に持ってきてくれました。

子どもたちは『ゲンゴロウ』って名前は聞いたことあるけど…と目を輝かせ、珍しい生きものに興味津々の様子でした。『なにこれ!』『初めて見た!』という子がほとんどだったので、生き物について物知りなYくんの知恵袋を少し聞かせてもらいました。
①ゲンゴロウは暗いところで生活します!
②息をする時は水面にお尻を出して呼吸をします!
③絶滅危惧種であまり数が少ないです!
という3つを教えてもらいました。
みんな②が驚きだったようで『えー!すご!おしりで息するんだー!』とナイスリアクション👍
そんな中③の内容をよーく聞いていたお友だちが
『絶滅危惧種ってなにー?』といい質問🙋♀️子どもたちの興味もどんどん広がっていきました。
子どもたちに分かりやすい伝え方なんだろう…と悩み、Googleで検索👆
『いろいろな動物や植物がいる中で、だんだん数が少なくなって、住む場所がなくなって、このままではいなくなってしまうかもしれない生き物のこと。』とお話し…
そこで、Yくんに『このゲンゴロウどうするの?』
と尋ねると『絶滅危惧種だから元の場所に逃がしてあげる』とお話ししてくれました。
その話もあり、例え話も交えながら、日頃子どもたちが捕まえているバッタやコオロギの虫たちも捕まえた後はどうする?と聞いてみると…?
『捕まえた後は虫のお家に逃がしてあげる』
『かわいそうだから戻す!』
と話してくれて、生き物を守る大切さについて考えることができました。

そしてランチ前に『せんせー!みて!ここに載ってあった!!』と図鑑をめくりながらゲンゴロウのページに辿り着いたお友だち📚

『このゲンゴロウは珍しいのなんだ!』
『ゲンゴロウはこうやって飼育するんだ!」
とお友だち同士で話し合う姿も見られ、自然や生きものへの関心が更に深まるきっかけとなりました。
お友だちの紹介したい!と『ゲンゴロウ』を持ってきてくれたことを機に、『絶滅危惧種』についても学べ、命の大切さや生きものを守る気持ちも見つめ直す事ができました。これからも、子どもたちの「なにこれ?」「知りたい!」というワクワクした気持ちを大切に保育していけたらいいな💭と思った1日でした🌈
✴︎ぽりん星✴︎
