先日、アートに関しての研修に参加しました。
当園ではSTEM保育を行っていますが
最近ではSTEAMとして使われていることもあります。
ではなぜ、当園では「A」が入っていないのか
その答えはこの研修で明からになりました。
今回の演題は
「身近な素材と環境で考える乳幼児の表現」
講演会の冒頭
日本人には「美術が苦手な人が多い」です
その理由は・・・とありました
理由は「評価」されるから・・・
子どもの権利条約にも「表現の自由」が示されているにも関わらず
誰より「上手」誰より「下手」など
子どもの表現を評価することが問題とのこと
ワークショップでは
色の見え方の実験もあり
人には見え方がそれぞれ違うのに
製作活動では
大人の価値観で色を限定されたり、形を限定されてしまう
このことを危惧されていました。
講演の中で
子ども達の「自由な表現をできる環境を用意しよう」
と、話されていたことが印象的でした。
幼児施設の中での「A」は子どもの表現全てだということを改めて感じました。
toyoda izumi