子ども同士の関わり

5月も後半に入り、暑さを感じる日が増えてきましたね。

 

日中は汗ばむような陽気ですが、園庭では子どもたちが元気いっぱいに遊ぶ姿が見られます。

 

水分補給をしながら、毎日思い切り体を動かして楽しんでいます。

 

最近、ちっちさんとぐんぐんさんの子どもたちの間に、素敵な関わりの場面がいくつか見られたのでご紹介します。

 

ある日、ちっちさんのK君が大型遊具の階段を、一生懸命一段ずつ登っている所に気づいたぐんぐんのMちゃん。

K君とMちゃんの様子をしばらく見守っているとMちゃんがそっと大型遊具の階段の近くへ行き、

 

「おいで〜」と優しく声をかけながら手招きをしてくれました。

その声援が力になったのか、K君は最後まで自分の力で登りきることができ、

 

登り終わったあとはふたりでにこにこしながら一緒に遊ぶ姿が見られました。

 

ほんの一瞬のやり取りの中に、子ども同士の思いやりや信頼関係の芽生えが感じられる、心温まる場面でした。

 

また別の日には、ぐんぐんさんのMちゃんが、スポンジブロックに座りながら、一人で手遊びをしていました。

 

その様子に気づいたぐんぐんさんのR君がそっと近づいて一緒に手遊びを始めると、

 

次々とほかのお友だちも集まってきて、まるで小さな「お集まり」のような和やかな空間ができていました。

 

自発的に、誰かのしていることに「面白そう」「一緒にやりたい」と気づいて動ける姿がとても良いなと思いました。

これからも、子どもたちがどんなふうに関わり、どんな遊びを広げていくのか、とても楽しみです。

 

私たち保育者も、そのひとつひとつの瞬間を大切にしながら見守っていきたいと思います。

M.T