寒さも日に日に厳しさが増していくこの頃。
そんな中でも子どもたちは外が開くと元気に園庭に駆けだし、外遊びを楽しんでいます。
先日、風は冷たいですが、太陽の日差しは温かさが感じられる日の事です。
築山で子どもたちを見守っていると、一人のゆりぐみの男の子が「ねえせんせい、ここあったかい!」と教えてくれました。
見ると柱のロープに巻いてあるテープが黒ということもあり温かくなっていたようです。
「なんでここだけあったかいんだろう?」と尋ねてみると
「あのね、たいようがあたってあたたかくなった」と教えてくれました。
それを見ていた周りの子たちも興味を持ったようで、数人で色んなところを触って温度を確かめ始めました。
「ねえ、ここもあったかい!」「ここはちがう」などとお互いに報告しあっていると
「ねえ!ここ太陽当たってるのにつめたい!!」と発見した子がいました。
そこは金具のところで、冷気にあたり、特別冷たくなっていたようです。
こちらも子どもたちに尋ねてみました。
「なんでここだけつめたいんだろう?」
「うーん…種類が違うから!」「色が違う」
と、子どもたちなりの答えが出てきました。
日常の中で見つけたなんで?を考えることもSTEMの一つです。
答えを探すこと、見つける事が大事なのではなく、なぜ?と疑問を持つこと、それを考えることが大事だと思います。
今回一人のゆりぐみさんの発見から周りへと興味が広がっていき、新たな発見へとつながりました。
これからも子どもたちの興味や発見などを拾いながら見守っていきたいと思います♪
MT